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羽生結弦も出演「殿、利息でござる! 」磯田道史作の感動の実話見どころは?

5月14日全国公開の「殿、利息でござる! 」。
著者は『武士の家計簿』の著者で、歴史学者でもある、磯田道史さんです。

 

あのフィギアスケートで有名な仙台出身の羽生結弦さんが、仙台藩藩主の伊達重村(だてしげむら)役として、出演することも話題になっています。

 

羽生結弦さんを始めとして、主演の阿部サダヲさんや瑛太さんなど豪華キャストが勢ぞろいしています。

 

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 監督と脚本は「チーム・バチスタの栄光」「アヒルと鴨のコインロッカー」「ゴールデンスランバー」などを手掛けた中村義洋さんとのことで、期待度も高い作品です。

 

●Index●

●「殿、利息でござる! 」実話なの?

●「殿、利息でござる! 」の豪華なキャストとは?

●あらすじやみどころは?

●顕彰碑が設立されています

●まとめ

 


●「殿、利息でござる! 」は実話なの?

 映画「殿、利息でござる! 」は磯田道史さんの著書の『無私の日本人』の中の「穀田屋十三郎」の話を映画化したものです。

 

原作者の磯田道史さんが、穀田屋十三郎の事を描いたのにはとある老人の強い願いがありました。

磯田道史さんの著書『武士の家計簿』を見た老人から、自分の住む町に伝承されている、9人の篤志家の物語をぜひ描いて欲しいと手紙をもらったそうです。

 ※篤志家とは社会奉仕や慈善事業などを行う人たちのことです。

 

手紙をもらった、磯田道史さんは図書館にて、彼らの記録「国恩記」を涙ながらに読み、庶民の忠臣蔵だ!と思ったそうです。

 

私財を投げ打ち、大変な苦労をしながらも、奇想天外な方法で、町を救った陸奥国仙台藩での実話がモデルとなっています。

 

現在も、酒屋 穀田屋十三郎の子孫が健在で、酒屋を営まれているそうです。

 

 

●「殿、利息でござる! 」の豪華なキャストとは?

 出演者一覧を見ると、知らない人が居ないというほど、豪華なキャストで驚きます。

 

主演の阿部サダヲさんを始めとして、瑛太さん、妻夫木聡さん、竹内結子さん、松田龍平さん、千葉雄大さん、きたろうさん、重岡大毅さん(ジャニーズWEST)など、ドラマなどで活躍中の役者さんがたくさん出演されています。

 

そして、まさか、出演されるとはびっくりな、ちょんまげ・袴姿の羽生結弦さん。
実は羽生結弦さんの演技は、なかなか好評のようです。

 

羽生結弦さんと同じく宮城県出身の注目の若手俳優、千葉雄大さんも出演しています。

 

●「殿、利息でござる! 」のあらすじと見どころ

 江戸中期に、長引く不況と重税に苦しむ大和町吉岡(現宮城県大和町)の人々。

 

貧困のため町を出ていくものが後を絶たずこれでは町が疲弊して、無くなってしまうと危惧した、造り酒屋穀田屋十三郎(阿部サダヲ)と菅原屋篤平治(瑛太)が、奇想天外な事を企てます。

 

仙台藩に千両(現在の3億円ほどの価値)を貸し付けて、その利息である、百両(約3千万円)を町民に分配しようという奇策です。

 

この前例をみない奇想天外なアイデアを実現するためには協力者や並々ならぬ銭集めの苦労、そして、感動がありました。

 

コメディタッチで描かれていますが、実は奥深い感動の実話です。

 

最後に流れるエンドロールの曲がRCサクセション「上を向いて歩こう」というのも、いいですね。

 

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●顕彰碑のある九品寺(顕彰碑)へのアクセス

2003年に町民によって、縁の寺である、九品寺に顕彰碑が設立されました。

 

九品寺には「殿、利息でござる! 」のモデルになった人物、穀田屋十三郎のお墓があります。

 

九品寺 宮城県黒川郡大和町吉岡志田町71

 

 

●「殿、利息でござる! 」まとめ

 原作者の磯田道史さんが「林修の今でしょ!」に出演され、非常にテンポよく、現代と対比しながらも、鋭い考察で面白く、興味深く、江戸時代の事を語られていました。

 

そんな歴史家の磯田道史さんが、書かれた「無私の日本人」の中の「穀田屋十三郎」を原作とした映画「殿、利息でござる! 」、笑いあり、感動ありのテンポの良い時代劇との前評判も高い作品です。

地元の宮城県では全国に先駆けて、「殿、利息でござる! 」が公開されます。

羽生選手のお殿様姿と、氷上では見られない、映画での演技も期待度が高まります。

 

 

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