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映画「四月は君の嘘」感想・主題歌は?批判されてたけどどうなの?

映画「四月は君の嘘」が公開されました。

実写化にあたってはキャストの配役に非難が集まりました。
原作の「四月は君の嘘」は中学生が主人公ですが、キャストの年齢により、高校生に設定が変更されたことも批判の要因のようです。

確かに、中学生のすれていない部分が、「四月は君の嘘」では良いエッセンスになっていたと思います。

 

原作「四月は君の嘘」とは?

作者:新川直司
連載:『月刊少年マガジン』にて、2011年5月号から2015年3月号まで連載
単行本:全11巻(完結)
※累計発行部数400万部突

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原作「四月は君の嘘」あらすじ

小さいころから、ピアニストの母より、英才教育を受けてピアノを弾いてきた、有馬公生(ありま こうせい)は神童と言われていたが、コンクールに勝つための楽譜通りに狂いなくピアノを弾くその姿は「ヒューマンメトロノーム」と揶揄されていた。

病気の母を喜ばせるため、一生懸命に弾いたピアノを他でもない母に批判され、「いなくなれ」的な言葉を言ってしまうが、その言葉を最後に母が亡くなってしまう。

その後、有馬公生は自分が演奏するピアノの音だけが聞こえなくなり、11歳でピアノを弾く事をやめてしまう。

 


中学生活をなんとなく過ごしていた、有馬公生だったが、幼馴染の澤部椿の紹介で、ヴァイオリニストの宮園かをりに出会い、自由奔放な彼女の演奏を聴いて、有馬公生のモノクロの日々が、カラフルに変わっていく。

ちょっとガサツで、雑な宮園かをりにひかれていく有馬公生だが、宮園かをりは同じく幼馴染の渡亮太が好きということを知っているので、友人Aとして接していくことを決める。

宮園かをりにコンクールのヴァイオリンの伴奏を頼まれ、嫌々ながらも引き受け、案の定途中で、自分の演奏が聴こえなくなるが、かをりの演奏に突き動かされ最後まで演奏をすると、観客からの大喝采が待っていた。

しかし、そのあと宮園かをりは入院してしまう。

少しずつ、音楽の世界に戻っていく有馬公生だったが、有馬公生の音楽の道へとすすむ運命を決めるコンクールの日は、宮園かをりも生死をかけた手術を行う運命の日だった。

そして、彼女がついたとは?

 

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映画「四月は君の嘘」主題歌は?


「ラストシーン」 いきものがかり


映画のためにかかれたバラードになっています。
「四月は君の嘘」× いきものががり の「ラストシーン」スペシャルPVを見ると泣きそうになります。

 

四月は君の嘘の実写化の批評とは?

やはり、冒頭にも書きましたが、キャストが広瀬すずさん、山崎賢人さんなので、主人公たちの年齢が中学3年生から、高校2年生に変更されたところかと思います。

中学生のすれていない感じ、ひたむきな感じ、まだ幼い感じが、この作品の良いところとも言えるので、批判があるのは納得です。
高校生になってしまうと、ビミョーにコレじゃない感があります。

また、映画「四月は君の嘘」の主人公は二人とも、「少女漫画」原作の映画に出演しすぎて、またか…感が否めないというのもあるかもしれません。

思いつくだけでも、L・DK、orange、オオカミ少女と黒王子、ちはやふる、海街diaryなどなど、人気漫画の映画版と言えば真っ先に浮かんでしまう二人な気がします。

でも、よく行くTUTAYAでヘビロテされている、「4月は君の嘘」の予告動画を観ると、広瀬すずさんのかをりちゃんはなんか似合ってます。
声が合ってると思う。


映画「四月は君の嘘」感想

有馬公生との母親との関係が気になった。
最初のころは公正に対して、厳しすぎる母親だとずっと思っていたけど、母親は自分の余命が少ないことを知っていたから、その余命の全て賭けて、公生にピアノで生きていく力を残したかったんだろうなーと。

子供に対して親がしなければならない事、一人で生きていく力を与える事、自分には時間がないから、恨まれてもなんでもいいから、それを全身全霊でやったんだろうなーと。

気持ちは分からなくないけれども、ちょっとやりすぎ感はいなめない。
(壮大なトラウマ植え付けられてるし)
でも、公正は母の事を恨んでいるようなそんな素振りはなかったような気がする。
母の気持ちは恐らく痛いほど、解っていたんじゃないだろうか。

そんな風に思うと、切ないけども、そんな母の想いと葛藤と乗り越えていく公正と支えていく周りの仲間たちの関係などもとても良く描かれていると思う。

ちなみに、映画の良いところは実際に演奏している姿を見れるところだけど、(のだめの時はオーケストラ部分良かったと思う)演奏部分はアニメなんかの表現とかがとても良かったので、コアな原作ファンはこれじゃない感がするかもしれない。


漫画全11巻を2時間の映画にまとめるためには仕方ないことですが、削られているエピソードもあり、「四月は君の嘘」のダイジェスト版を見たような気分になりました。
※重要部分はあんまり削られていないので、うまくまとめたな感がします。

そして、広瀬すずさんのかをりは結構、合ってたと思います。
物語を知っているのに、何回も泣いてしまいました・・・。

酷評という訳では決してない、しかし、すごい良いという訳でもない。
漫画を原作としている映画の中ではまぁまぁなほうじゃないかなと思います。

 

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