森田剛主演映画ヒメアノ~ル、意味や原作と違うラストとは?(ネタバレあり)
映画「ヒメアノ~ル」が5月28日に公開されました。
稲中卓球部の古谷実さんの漫画を原作にした映画で、V6の森田剛、濱田岳、ムロツヨシなど、超個性派俳優が出演!森田剛さんの迫真の演技と原作とは違う感動のラストが話題です。
そして、ヒメアノールの意味とは何でしょうか?
ヒメアノ~ルの意味とは?
アノールというのはトカゲを意味します。
そんなわけで、タイトルの「ヒメアノール」とは「ヒメ・トカゲ」を指しています。
ヒメトカゲとは10cmにも満たない小さな弱いトカゲです。
このことから、強いものに捕食される、弱者ということを表しています。
※ちなみに映画タイトルの題字をよく見ると「~」がトカゲです。
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映画「ヒメアノ~ル」のあらすじ
平々凡々な日々に焦りを感じつつも何もせず、清掃会社のバイトとして暮らす、小市民の岡田(濱田岳)は同僚で先輩でもある安藤(ムロツヨシ)に、カフェ店員ユカ(佐津川愛美)との恋のキューピット役を頼まれる。
ユカのカフェで高校時代の同級生の森田(森田剛)に再会する。
ユカ(佐津川愛美)から、森田(森田剛)にストーカーされていると知らされ、過去に森田(森田剛)が酷いいじめを受けていた事を思い出し不安になる。
岡田(濱田岳)とカフェ店員ユカ(佐津川愛美)は付き合うことになり、いつものぐだぐだした日常が過ぎていく。
と思っていたのだが・・・、その裏では実はサイコキラーだった、森田(森田剛)が突発的で理不尽な犯罪を重ねていた。
そして、その魔の手が、ユカ(佐津川愛美)にも迫っていた・・・。
ヒメアノ~ルのみどころ
どこか、コミカルで、ラブコメ的な様相(濱田さんとムロさんの掛け合いがおもしろい)から一変、サイコキラーの森田を演じる森田剛さんの迫真の演技が見ものです。
公開前の試写の時から、森田剛さん(の演技)が狂気に満ちていて、怖すぎると話題になっていました。
森田剛さんは監督にサイコキラーなんだけども、「普通でいる」演技を要求されたそうです。
犯罪をご飯を食べるみたいに、たんたんと普通に普通に重ねていくところに、森田の怖さがあります。
ジャニーズだからとか敬遠したら、もったいないくらいに、森田剛さんの演技は迫真に迫り、サイコキラーにしか見えない・・・との感想も。
ヒメアノ~ル映画のラストとは?
(以下ネタバレを含みます)
原作では森田(森田剛)がユカをストーキングしながら、犯行を重ねていき、ラストは警察に声をかけられるところで、終わっています。
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しかし、映画版のヒメアノ~ルでは最後に、森田(森田剛)と岡田(濱田岳)が対峙することになります。
狂気に次ぐ狂気で、犯行を重ねていく森田(森田剛)ですが、岡田(濱田岳)の言葉で昔を思い出します。
そして、運転中に気が付いたら目の前に人と犬が!
いつもの森田(森田剛)なら、躊躇なくひいていただろうけれども、昔を思い出していた、森田(森田剛)はハンドルを切り、人を避けて、電柱にぶつかります。
回想シーンになり、おそらく森田が幸せだった頃、今はない実家の縁側に高校生になったばかりの森田(森田剛)と岡田(濱田岳)の姿があります。
「また、遊びにおいでよ」と森田(森田剛)が笑いかけ、岡田(濱田岳)がうなずきます。
ヒメアノ~ルまとめ
原作もおもしろいのですが、映画もとても面白いです。
原作は映画ではあまり描かれていない(あえてそうしたらしい)森田の心情が描かれています。
そして、映画版の最後は森田(森田剛)の悲しい気持ちが痛いほど伝わり、涙が止まりません。
R15ですが、おすすめの映画です。
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