月9「ラブソング」の吃音(きつおん)とは?あの有名人も、吃音だったの!?
月9の「ラブソング」が放送され、ヒロインの佐野さくら(藤原さくら)が抱える、障がいの内容が明らかになりました。
佐野さくら(藤原さくら)は対人関係が苦手なのですが、その大きな原因の一つが、吃音(きつおん)という障がいによるものでした。
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目次
・まとめ
・吃音(きつおん)とは?
吃音症(きつおんしょう)は言葉をスムーズに話すことが困難な病気、障がいです。
例えば、話を始める時などに「あああああああ、あの」のように、連続して言葉を発したりするような状態になってしまいます。
先天的なものと、後天的なもの(外傷などが原因)とがあり、先天的なものは幼児期に発生しますが、ほとんどの場合は治療もせずとも、成長とともに、治っていきます。
ただし、成人しても1パーセントほどの人は吃音が治らないとのデータもありますので、あまり知られていないだけで、結構な人数の方が成人になっても吃音に悩まれていることが分かります。
今回の月9の「ラブソング」のヒロイン佐野さくら(藤原さくら)も、そのような吃音に悩む一人です。
また、例えば有名人では映画化されている「英国王のスピーチ」のイギリス王ジョージ6世も吃音でした。
・2分で読める!月9ドラマ「ラブソング」のあらすじ
幼いころから、児童養護施設で過ごし、吃音症(きつおんしょう)という障がいもあり、対人関係を築くのが苦手な、20歳のヒロイン佐野さくら(藤原さくら)。
大手の自動車部品工場で働いているが、あまりの対人関係の悪さに、仕事でミスをして、心理カウンセラーの元へ行かされる。
そこで週何回か巡回する企業心理カウンセラーとして働いていたのが、神代広平(福山雅治)。
神代広平(福山雅治)は、過去にバンド仲間だった恋人を亡くして以来、音楽活動もせず、女の家を渡り歩いて、目標のない日々を過ごしている。
カウンセリングに訪れた佐野さくら(藤原さくら)を診て、吃音症(きつおんしょう)だと気が付き、治療を勧めるが・・・。
一方、佐野さくら(藤原さくら)は同じ児童養護施設で育ち、姉のように慕っていて一緒に住んでいる、中村真美(夏帆)が妊娠して結婚することを打ち明けられる。
そのうえ、結婚式のスピーチを頼まれる。
吃音の自分には無理だと固辞するのだが、それをきっかけに、中村真美(夏帆)に頼らず生きていけるように、吃音症を治そうと努力を始める。
しかし、せっかくの吃音症を治すべく行った、並々ならぬ努力も全てが良くない方向へと行き無駄になってしまい、挙句の果てには中村真美(夏帆)とけんかをして、押し倒し、自暴自棄になる。
努力が無駄になった経過を偶然知ってしまった神代広平(福山雅治)は彼女を見過ごせずにいた。
自暴自棄になった佐野さくら(藤原さくら)を吃音についての専門家である、言語聴覚士の宍戸夏希(水野真紀)のところに連れていく。
治療法などを相談するが、その中の一つの音楽療法で佐野さくら(藤原さくら)の歌声を聞いて二人は驚く。
かつての神代広平(福山雅治)恋人であり、宍戸夏希(水野真紀)の姉と歌声が似ていたからだ。
神代広平(福山雅治)は恋人が死んで以来、5年間ずっとさわっていなかったギターで佐野さくら(藤原さくら)の歌の伴奏を始める。
・吃音(きつおん)の有名人
かつて吃音だったという有名人はたくさんいらっしゃいます。
今では、信じられませんが、超有名人ではアナウンサーの小倉智昭さんや政治家の田中角栄さん。
いつもしゃべっているイメージの強い女優の秋野暢子さん、木の実ナナさん、料理家の平野レミさんも、かつては吃音でした。
海外の有名人ではブルース・ウィルスさんやマリリン・モンローさんやジュリア・ロバーツさんなどそうそうたるメンバーがいらっしゃいます。
・まとめ
「英国王のスピーチ」のイギリス王ジョージ6世によって、認知度が上がった吃音ですが、今回の月9ドラマ「ラブソング」によって、若い世代へも吃音の認知度が上がると思います。
「ラヴソング」のドラマ内では吃音は完治は難しいが、治療することにより、だいぶ緩和する事が出来ると言われいました。
実際に調べてみると、生活に支障がないほどに改善がみられるケースも少なくないそうです。
傷を抱えた二人ですが、今後、お互いにより良い人生を歩むために頑張っていく姿が見られそうで、ベタな月9ではありますが、展開が楽しみです。
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