トップガンマーヴェリックは4DXか、IMAXで観るべきか問題
トップガンマーヴェリックは4DXか、IMAXで観るべきか問題
自分は最初は、最初だけはIMAXで観れば良かった派。
トップガンマーヴェリック、IMAXか、4DXか、さんざん悩んだ末に、今後4DXで観たい映画はそうそうないだろうと思い、4DXを選択。
もちろんのこと、4DXの技術には進歩を感じたし、驚きもあったし、ワクワクもしたんだけど、開始10分で、4DXもういいかなっていうのが、正直な感想。
最初に座席が動いたときは、おお!となったけど、トップガンマーヴェリックは物語も楽しいので、そっちに集中しているときに座席が動いたりすると気がそれてしまう。
なので、物語に集中したいなら、IMAXをおすすめしたい。
しかし、これは昭和を生きてきた、中年の意見なので、若者とかは別に気にならないかもしれない。
後、トップガンマーヴェリックは二回目観に行ってもいいかなぐらいに思える作品なので、二回目なら4DXはものすごく、ありだと思う。
トップガンマーヴェリック4DXの感想(ネタバレあり)
物語の主軸には触れないけど、ちょっとだけネタバレあり。
有名すぎるトップガン(初代)のオープニング。
トップガンマーヴェリックはこのトップガン(初代)のオープニングをかなりオマージュしていると思う。
個人的に大好きな、空母からの戦闘機のカタパルト発進。
※カタパルトは短い滑走路でも戦闘機が飛び立てるようにする機械のようなもの
空母から、発進するときに、「ジェット・ブラスト・ディフレクター」という戦闘機の後ろにある壁みたいなやつが、滑走路からかっこよく立ち上がって、ななめに固定されるんだけど、その斜めの壁みたいなやつが起動する動きに合わせて、座席がリクライニングするように動く。
多分これが最初の4DXの動きだったと思う。
でも、そこで、思ったのが、自分カタパルトの壁じゃないんだよなぁ。
例えば、ディズニーランドのスターツアーズも画面に合わせて座席が動くという観点では、似たようなものだと思う。
でも、スタツアーズは「自分が飛行船に乗っている客」という主観がブレない。
しかし、トップガンマーヴェリックの4DXの動きは常に主観が「主人公のマーヴェリック」じゃないので、なんかちょっとだけ、違和感があるのかも。
もちろんのこと、「主人公のマーヴェリック」で戦闘機に乗っている感じとかもあるんだけど、トップガンマーヴェリックの挙動のためだけに、4DXの座席が設定されているわけではないので、4DXの動きが「まるで自分が戦闘機に乗ってるようだ」ほどの一体感とまではいかないというか・・・。
しかも、4DXは座席が動くだけじゃないので、水がかかったり、雪が降ったりするんだけど、それも、この技術はどうなってるんだー?!とかちょいちょい気になってしまい、これまた集中できない(笑)
雪はすごく、綺麗だったんだけど。
4DX技術がすごいだけに、ギミックが発生するたびに、すごすぎて物語以外のところが気になってしまうというところも、4DXじゃなくて、IMAXにすればよかったと思ったポイントだった。
さんざん、悪口のように書いてしまったが、4DXはすごい!
これはゆるぎない。
これからも、発展しそうな気がする。
でも、観るなら、思い入れがない映画というか、もっと、4DX自体を楽しめるような、4DXの4DXによる、4DXのための映画がいいかもしれないと思った。
しかし、なにはともあれトップガンマーヴェリックはしばらく、暇なときにアメリカ軍のカタパルト発進動画をついつい見てしまうくらい、かなりハマっていて、二回目字幕で観に行っちゃおうかなと思うくらい、素晴らしい映画だった。