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愛の不時着沼にはまるジョンヒョクのクセと眼差しにやられる

愛の不時着沼にはまってしまった。

 

愛の不時着は全てが最高にすばらしいドラマだけれど、全編を通してセリを見つめている、愛に満ち満ち溢れた、リ・ジョンヒョクさんの眼差しと微笑みが一番の魅力のような気がする。

 

最初にドラマを見た後、愛の不時着について書かれた、ブログを拝見すると3周目とか7周目とか、書いてあり、まさかと思ったが、そんな自分も短期間の間にすでに3周目に突入してしまった。

 

恐るべし、「愛の不時着」の魔力。


もはや、愛の不時着ドラマ→YouTubeで関連動画→ブログ読む→ドラマ観るの繰り返しである。

 

2周目からは、物語の大筋が分かっているので、字幕を見ながら、一瞬で表示される説明(例:耳野郎/盗聴者)とかも、ゆっくり見ることができたし、この伏線はここではられていたのか!とか、より理解が深まるとともに、何回観てもすばらしい発見のある、愛の不時着ドラマの制作者に尊敬の念を抱かずにはおられません。

 

ここからはネタバレしまくりです。

 

 

 

愛の不時着のすごいところを3つくらい書いてみます。

 

愛の不時着のラスト最終回がほんとにすごい

愛の不時着に、なぜこんなにはまってしまうのかと思ったけど、愛の不時着の終わり方が、自分が思っていた以上にハッピーエンドだったからかなと思う。

 

序盤、愛の不時着を観ていて、二人は絶対にハッピーエンドにはならないだろーと思っていた。


想いが通じても、二度と会わずお互いを想いながら離れて生きるしかないんだろうなと。

 

恐らく、すぐには南北統一は無理だし、リ・ジョンヒョクさんが、親を捨てて脱北したら、それはリ・ジョンヒョクじゃないし、そんな無理やりな展開はないだろうと。

 

でも、ソウル編の始まりあたりから、なんとか最後には別れるにしても、もう一度だけ、スイスで再会エンドで終わって欲しいなぁと思うようになった。


オープニングの最後の場面がそんな場面だったし。

 

それが、愛の不時着での、自分が考えうる最高のハッピーエンドかなと思っていた。

 

しかし、二人はお互いの愛と努力と知力と財力で、困難を乗り越えて、一年に一度会うっていう、七夕エンドとなった。

 

この終わりは、この二人を取り巻くどうしようもない環境の中で考えうる、最高ハッピーエンドだなぁと思った。

 

そして、1年に一度のこの日を楽しみにして、お互いを想いながら、丁寧な生活をして日々生きているのも非常によくて、自分の想像をはるかに上回るハッピーエンドでした。

 

やはり、愛の不時着ドラマの制作陣は本当にすごい。
まさか、こんな終わりがあったとは。

 

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愛の不時着の好きになっていく様子の描き方が逸品!

愛の不時着の序盤、北朝鮮編で、だんだん二人がひかれあっていく様子の描き方も逸品。

 

序盤の方から、セリはわりとリ・ジョンヒョクさんに軽い感じの好きオーラを隠してないけど、リ・ジョンヒョクは違うというか気づいてない?

・愛の不時着:最初の変化は4話あたり?

4話(不時着してから、1・2週間くらい?)の貝プルコギを中隊のみんなと食べているあたりから、例の眼差しをセリに送り始める。(と思う。)

この後、香り付きのろうそくを区別できるようになった、リ・ジョンヒョクにセリはときめいたり、婚約者のダンが現れて、朝帰りした、リ・ジョンヒョクに嫉妬したり、少しずつ好きになっていく様子が描かれていく。

 

・愛の不時着:初めて誰かに心の内側を見せる

5話、愛の不時着での見せ場の一つ、平壌行きの列車が停まってしまい、野原で夜を明かすことになるが、これがすごく美しい。


セリのいい夫や父になりそうと言う言葉に、リ・ジョンヒョクは考えていた将来と違うと嫌だから、未来を夢見ないという。


多分、セリもリ・ジョンヒョクも自分の心の内を誰かに話したことってないんじゃないかな。

ここでも二人の心が少しずつ近づいていく。

******
個人的にこのシーンが素晴らしいと思うのは、美しい風景と共に、全編を通してリ・ジョンヒョクの外見的魅力を最大限に引き出しているといえる、北朝鮮の軍服姿が死ぬほどかっこいいから。ほんとにすごい。

リ・ジョンヒョクは何を着ても似合うが、この北朝鮮の軍服が、広い肩幅に、ほんと死ぬほど似合っていて、もはや神光臨レベル。(個人的な感想)

ほかの人も同じ制服を着ているがもはや同じ服とは思えない。
あの肩幅、背の高さ、そして、顔、全てが完璧だと言わざるを得ない。


ちなみに、未来を夢見ないといった、リ・ジョンヒョクにセリがインドのことわざを教える。

「時には間違った列車が正しい目的地に連れて行ってくれる」 「あなたにはどんな電車に乗っても目的地にたどり着いて欲しい」は16話のエンディングにつながる伏線になっている。

リ・ジョンヒョクが「間違った電車に乗った。でも、間違った電車が僕の目的地(セリのところ)へ連れてきた」(意訳)で、見事に回収される。

******

 

・愛の不時着:行動に出始めるのが6話あたり?

この後、6話で、平壌に着き、平壌ホテルでセリとク・スンジュンとエレベーターに乗り、手を繋いでいるのに嫉妬?し始めたあたりから、リ・ジョンヒョクの好きオーラが無意識に行動に現れ始める。

 

この後、俺の見えるところに居てくれ発言とともに、大同江のレストランで生ビールとチキンを食べて、ロマンチックな停電キャンドルと初雪。
※韓国ドラマには初雪は付き物

 

セリに韓国では好きな人と初雪を見ると愛が成就する言われ、とどめに「幸せすぎて頭が混乱する」と言われたうえに、肩に寄りかかられて、多分、リ・ジョンヒョクさんかなり、やられてるはず。

 

・愛の不時着:お互いの関係性がかなり変わる2回目のセリの脱北

村で最後の別れの挨拶をするときに、セリに手を差し出して握手を求める、リ・ジョンヒョク。


最後に抱きしめてくれてもいいのにというセリに対して、絶対に抱きしめようとしない、一歩引いたリ・ジョンヒョクが、逆にすごく好きな気がして、すごくよい演出だとおもう。

 

7話、空港に向かうセリの乗った車が襲われ、セリをかばった、リ・ジョンヒョクが撃たれてしまう。


同乗していた、イケメン、グァンボムも足を撃たれて運転出来ないため、セリが自ら運転して病院へ行くが、輸血する血が無いため、セリの血を提供して、結局、飛行機には乗れなくなってしまう。

 

目が覚めた後、さんざん、なぜ帰らないとセリを攻めまくった後、輸血のためセリが残ったと知り、反省して、セリの元へ行くリ・ジョンヒョク。

 

あなたを守りたかったと泣くセリをあの意味深な眼差しで見つめて、キスをしたあたりから、もはや、リ・ジョンヒョクさんは、セリを好きなのを自覚し、隠す気が全くない。

 

この後、心配して来てくれた婚約者のダンに好きな人がいるので結婚できないと速攻告げる始末。

 

この辺りから、お互いにとても好きなんだなというのが伝わってくる。

リ・ジョンヒョクの実家でもお父さんを呆れさせるくらいに。

 

そして、最後の38度線。

 

村では最後の挨拶の時に、絶対に抱きしめなかったけど、今回はあの38度線をなんなく越えてキスまでして、最後のお別れとなる。

最後の別れに、38度線を越えるほどに、自制できなかったという演出がすばらしい。

 

こんな感じで、最初の微妙な機微から、セリが再び38度線を越えるまでの描き方が、ほんとうに素晴らしい!

もちろん、この後の、ソウル編もまた、違った意味ですばらしいけども。

 

 愛の不時着のあのセリの額の髪をよせるクセはなんなんだ!

すばらしい演出はたくさんあるけれど、結構な確率でセリとリ・ジョンヒョクが久しぶりに対峙すると、リ・ジョンヒョクがセリの額の髪をよせるクセみたいなのが発動する。

そう、抱きしめる前とか、キスする前とか。

いろいろな場面にちりばめられていて、なんて、こにくい演出なんだと思ってしまう。

あれはほんとやばい。

 

 

愛の不時着感想

愛の不時着にはまる気持ちは良くわかる。
脚本も役者も演出もかけてる金額もすべてがいい。


セリを演じているソン・イェジンさんがものすごく魅力的。
美人だけど、愛嬌があってかわいいし、くるくる変わる表情がすごく素敵。
もちろん、演技もうまい。

そしてヒョンビン演じるリ・ジョンヒョクがすごくいい。
まさに、理想を具現化したかのような人物。
イケメン、オブ、イケメン。
顔も中身もスタイルもすべてがイケメン。
そして、一途。非の打ち所がない。

ヒョンビンは昔から唯一好きな韓国の俳優さんだった。
セリじゃないけど、顔が好きだった。

進撃の巨人アニメを観たくて、ついでに愛の不時着も観れるネットフリックスを契約して、進撃の巨人を全シーズン一気見したあと、愛の不時着も一気見したうえに、リピートするしまつ。

なぜ、もっと早く契約しなかった自分。
しかも、1カ月とかで、契約切ろうと思ってたけど、切れないかもしれない笑・・・。

10年前くらいに勤めていた会社で10歳くらい年上の仲の良い同僚が、韓流好きでDVD何回もリピートしちゃう、もうこれは病気なんだよねーと言っていた気持ちが今なら解る。

しかも、ネットフリックスはDVDと違い、入れ替えもなく、スマホでもテレビでも、好きな場面を好きなところから何回も再生できてしまうので、リピートのハードルがめっちゃ低い。

恐ろしい現代の便利さ。
これも、愛の不時着沼にはまる要因のような気がする(笑)

後にも先にも韓流ドラマで、劇中の歌を覚えたのは愛の不時着くらいしかない。

 
そんなわけで、愛の不時着はほんとうにすばらしいドラマでした。
ああ、サクサクチキン食べたい。

 

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